蘭華、カザフスタンの名曲「黒い瞳」カバーが同国内で話題「とてもうれしい」感謝状贈呈も

スポーツ報知
「黒い瞳」大使館セレモニーに出席した蘭華と在日カザフスタン共和国特命全権大使のバウダルベック・イエルラン氏

 シンガー・ソングライターの蘭華が8日、東京・麻布台の在日カザフスタン共和国大使館で行われた「黒い瞳」大使館セレモニーに出席した。

 蘭華は同国の著名な詩人アバイ・クナンバイウルの生誕175周年を記念し、アバイの代表曲「黒い瞳」の日本語カバーとイメージ映像を制作。在日カザフスタン共和国特命全権大使のバウダルベック・イエルラン氏から「カザフスタンのメディアでも話題になった。(映像が公開されたタイミングが)カザフスタンで新型コロナの感染のピークだった。国民がイライラしたところで、タイミングがピッタリ。みんな感動していました」とし、感謝状や花束などを蘭華に贈呈した。

 あでやかな着物を身にまとって登場した蘭華。「黒い瞳」のカバーは今年7月にオファーを受けて実現。これまでカザフスタンに行ったことはなかったため「足を踏み入れたことがなにのに、選んで頂いて光栄です」と感謝した。映像のロケ地は蘭華とスタッフで選定し、和を象徴する景色として東京・白金台の八芳園で撮影。時期が7月中旬の梅雨時期で着物での撮影に苦労があったというが、「反響があってとてもうれしい」と、カザフスタン内で注目を集めていることに喜びをかみ締めた。

 「このご縁を大切に、楽曲を通じて日本とカザフスタンの交流を手伝っていきたい」と意気込み。カザフスタンにも足を運びたいといい「カザフスタンの料理とお酒を楽しみたいです」。期待に胸を膨らませた。

 10月7日には、最新シングル「ねがいうた/愛を耕す人」をリリース予定。「愛を耕す人」は、昨年12月に亡くなったアフガニスタンの用水路作りに尽力した医師の中村哲さん(享年73)にささげた鎮魂歌にあたる。

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