北京
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現地時間12日、カザフスタンの初代大統領を務めたナザルバエフ氏は同国の首都・ヌルスルタンで、訪問中の王毅国務委員兼外交部長と会談を行いました。
この中で、王委員は習近平国家主席からのメッセージを伝えた上で、「習近平国家主席が7年前にナザルバエフ大学で『シルクロード経済帯』構築の構想を提案したとき、すぐに初代大統領から支持と反響を得た。中国とカザフスタンによる『一帯一路』共同建設は、国際的に一歩リードする存在である。この中で、一連の戦略的協力プロジェクトの実施により、重要なけん引効果とモデル効果が見え始めている。国内循環を主軸に推進しながら、国内外の二重循環の相乗効果を生かすという新たな発展パターンを提案している。これはカザフスタンを含む各国に幅広い市場と機会を提供していくことになるだろう。 中国は今後もカザフスタンにできる限りの支援を行い、ワクチン開発の成功後も、カザフスタンを含む近隣諸国のニーズを優先して感染症対策での支援に取り組んでいきたい」と話しました。
これに対し、ナザルバエフ氏は、習近平国家主席からのメッセージに感謝の意を伝え、「昨年、第2回『一帯一路』国際協力フォーラム・サミットに出席した際、習近平国家主席から『友好勲章』を授与され、大変感動した。王委員は、感染症発生後にカザフスタンを公式訪問した初の外相である。これは中国がカザフスタンとの関係を重視していることや、両国の政治的相互信頼度の高さを改めて示すものだ。カザフスタンは今後もこれまで通り、『一帯一路』の共同建設を積極的に支援し、カザフスタンと中国の恒久的・包括的・戦略的パートナーシップの発展を絶えず推進していきたい」と語りました。(ミン・イヒョウ、星)